資金調達の概要
今回の資金調達は、株式会社ジェネシア・ベンチャーズをリードインベスターとし、クオンタムリープベンチャーズ株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社、および大塚英樹氏(株式会社Speee 代表取締役CEO)が引受先となりました。
調達資金は以下の3領域に重点的に配分されます。
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Sovereign Agentic OS「dodoAI」のプロダクト開発加速:機能拡充に加え、金融、製造、通信、エネルギー業界など高い統制要求を持つ領域での可用性、セキュリティ、監査対応を強化します。
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エンジニアリング人材の採用強化:AIエージェントアーキテクチャ、分散システム、セキュリティ領域に特化したエンジニアリング体制を強化し、東京本社とベトナム(ホーチミン)拠点の開発体制を拡充します。
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エンタープライズ事業開発体制の拡充:「dodoAI」の導入・運用支援体制を構築し、高い統制要求を持つ業界への展開を加速します。
商号変更について
2022年5月に「58株式会社」として設立されて以来、AIエージェントによる業務遂行を企業の統治下で運用するためのSovereign Agentic OS「dodoAI」の開発・提供を進めてきました。エンタープライズ顧客との協働を通じてdodoAIが事業の中核プロダクトへ発展したことを受け、社名と提供価値を一致させる目的で、2026年6月1日付で商号を「dodoAI株式会社(英文:dodoAI Inc.)」へ変更しました。
既存の契約、銀行口座、担当窓口は引き続き利用可能です。2026年6月18日以降、請求書や契約書などは順次新商号へ切り替えられます。
Sovereign Agentic OS「dodoAI」について
AIの進化により、AIエージェントは設計、調査、分析、開発、顧客対応、社内業務など、企業活動の一部を担う実行主体へと変化しています。しかし、従来の企業ガバナンスは人間による業務遂行を前提としており、AIエージェントが意思決定や実行に関与する際に、「誰が・なぜ・何を判断し・どのように実行し・どう検証したのか」を説明する構造が不足するという課題があります。
dodoAIは、この課題に対し、AIエージェントを企業の統治下で運用するためのSovereign Agentic OS(企業向けAI統治・運用基盤)として開発されています。AI駆動開発を起点に、研究開発、業務プロセス、顧客対応まで、AIエージェントが組織の一員として働く全領域を対象とします。
「dodoAI」は、各種AIコーディングエージェントや企業独自のAIエージェントを「能力レイヤー」として活用しつつ、それらを企業の中で制御・検証・運用する「統治レイヤー」を提供します。特定のLLMやAIエージェントに依存しないAgent-neutralな設計により、企業側がモデル選択、配置環境、実行ポリシー、監査証跡を主権的に統治可能です。
Sovereignty(主権)を経営イシューと位置づけ、AIエージェントの自律実行と人間による承認・レビューを同一の運用プロセスへ組み込み、最終出力に対する人間の判断ゲートを保持する設計です。また、AIエージェントによる判断・変換・実行の過程を監査証跡として保持し、説明可能性(Explainability)と追跡可能性(Traceability)を重視しています。
配置環境は、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudを含むパブリッククラウドに加え、オンプレミスおよび閉域環境(Air Gap)にも対応しています。OpenAI、Anthropic Claude、Google Geminiなどの大規模言語モデル(LLM)や各種AIエージェントを組み合わせて利用可能なマルチLLM/Agent-neutralな構成により、各組織の規制要件、データ所在ポリシー、運用方針等に応じた柔軟な運用が可能です。
主な試行実績
dodoAIはこれまでに、自動車、金融・通信・エネルギー・決済領域をはじめとする大手エンタープライズ顧客と協働し、SDV(Software Defined Vehicle)関連開発、研究開発支援、AI駆動開発によるレガシーシステム刷新や市民開発など、AIエージェント時代を見据えた業務変革領域で試行を展開してきました。
大手損害保険会社における試行では、約300のサブシステムで構成される基幹システムへのAI駆動開発の展開を見据え、特定のサブシステムに絞った試行において、品質基準を満たしながら対応工数の大幅な削減(特定領域では35〜98%)を実現しています。
パートナーと代表のコメント
リードインベスターである株式会社ジェネシア・ベンチャーズの代表取締役/General Partner 田島 聡一氏、Investment Manager 黒崎 直樹氏は、AIエージェントを安全かつ横断的に使いこなすためのControl Plane領域の重要性を指摘し、dodoAIのアプローチが大企業におけるAX推進の構造的な難所に挑むものとして期待を寄せています。
クオンタムリープベンチャーズ株式会社 代表パートナー 諏訪博俊氏、三菱UFJキャピタル株式会社 投資第三部 次長 築地 慧氏、三井住友海上キャピタル株式会社 プリンシパル 井出綾介氏、大塚 英樹氏(株式会社Speee 代表取締役CEO)も、AI Sovereigntyの思想とdodoAIの実行力を高く評価し、今後の成長に期待を表明しています。
dodoAI株式会社 代表取締役CEO 村上 仁氏は、基幹系システムのエンジニアとしての経験とWeb3・ブロックチェーン領域での知見を活かし、AIが業務や開発の中核を担う時代において、信頼性・説明責任・統制を支えるオペレーティング基盤の重要性を強調しています。また、AIとともに企業のアーキテクチャを進化させ、現場の知見がAIシステムへ組み込まれていく企業像を目指すとしています。
今後の展望
AIエージェントの普及により、企業におけるソフトウェア開発、研究開発、業務プロセス、顧客対応など、さまざまな領域で「人間とAIエージェントが協働する」ことが前提となる時代が到来しつつあります。
dodoAIは、Sovereign Agentic OS「dodoAI」を通じて、AIエージェントによる業務遂行を企業の統治下で安全かつ継続的に運用可能とする基盤の実装を進めていく方針です。今後は、金融・製造・通信・エネルギー業界をはじめとする高い説明責任と監査性が求められる領域を中心に、AIエージェント時代における新しいエンタープライズ統治基盤の構築を目指します。
dodoAI株式会社の詳細は、以下のウェブサイトで確認できます。
会社概要(2026年6月1日付)
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商号:dodoAI株式会社(旧:58株式会社)
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英文表記:dodoAI Inc.(旧:58 Inc.)
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所在地:東京都港区赤坂2-16-6 赤坂TKビル401
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代表者:代表取締役CEO 村上 仁
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設立:2022年5月
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メンバー:34名(パートタイム・フリーランス含む)
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事業内容:AIエージェント時代の企業統治基盤「dodoAI」(Sovereign Agentic OS)の開発・提供
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拠点:東京・ベトナム(ホーチミン/ハノイ)


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