Plus W、AOTS寄附講座事業に採択 パキスタン国立科学技術大学へ高度IT講座を提供
グローバル人材紹介・派遣などを手掛けるPlus Wは、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)が実施する寄附講座事業に採択されました。これにより、パキスタンのトップ大学である国立科学技術大学(NUST)へ、高度IT分野の講座提供が決定しました。
パキスタン高度IT人材の活用を推進
2020年に創業したPlus Wは、国内外で人材事業を展開しています。少子高齢化による働き手不足が社会課題となる中、同社は事業ニーズの高まりを実感しています。
パキスタンは年間約2万人のエンジニアを輩出するIT教育先進国であり、中央年齢が20代前半と若く、公用語が英語であることから、グローバルに活躍できる人材が豊富です。Plus Wは既にパキスタンとの連携を進めており、両国大使館の協力のもと、NUST学内に「日パ人材交流センター」設立に向けたMOAを締結しました。2026年5月にはセンターが設立され、日本での就職を希望する学生への情報提供や活動が具体的に開始されます。
このような背景と取り組みが評価され、今回のAOTS寄附講座事業への採択に至りました。Plus Wは講座開講を通じて、即戦力となる高度IT人材の採用・育成に注力していく方針です。
寄附講座の概要

提供される寄附講座は、AI・データサイエンス・IoTを中心とした高度技術分野に関する内容で、いずれも全10回を予定しています。
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AI開発講座:画像認識を利用した機械学習を用いたWebサービス作成を学ぶ講座
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AI活用講座:デジタル変革の過程の計画方法や、各過程の課題を機械学習で解決する方法を学ぶ講座
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実践データサイエンス講座:演習を通じてデータサイエンススキルを習得する講座
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IoT講座:IoTの全体像や具体的な技術・マネジメント方法を学ぶ講座
これらの講座では、日本のマーケットやDX(デジタルトランスフォーメーション)の現状、キャリアデザイン構築に関するワークショップも実施される予定です。
パキスタン国立科学技術大学(NUST)について

パキスタン国立科学技術大学(National University of Sciences and Technology)は1991年に創立され、首都イスラマバードにメインキャンパスを構える共学の大学です。現在約18,000名の学生が在籍しており、テクノロジー分野における専門性の高い学部・学科を多数有し、高度IT人材を数多く輩出するパキスタン国内でもトップクラスの大学として知られています。
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大学名:National University of Sciences and Technology
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学長:Engr Javed Mahmood Bukhari
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所在地:Sector H-12, Islamabad, Pakistan
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公式サイト:https://nust.edu.pk/
AOTS担当者からのコメント
AOTS担当者は、Plus Wの掲げるビジョンがAOTSのミッション「人材育成を通じ、『共に生き、共に成長する』世界の実現を図る」と共鳴すると評価しています。また、日本の高度IT人材不足が課題となる中、日本政府の科学技術戦略や産業技術ビジョンがAIやデータサイエンス、IoTの人材育成を重視していることと、Plus Wの寄附講座が合致すると指摘しました。
パキスタン開発経済研究所(PIDE)のレポートによると、パキスタンでは15~29歳の学位取得者の失業率が31%と高く、若年層の雇用が大きな課題となっています。本講座を通じた人材育成が、パキスタン若年層の雇用創出と両国の社会課題解決の一助となることが期待されています。
Plus W海外事業部マネージャー 林氏のコメント

Plus W海外事業部マネージャー兼日パ人材交流センター・センター長の林 完伍氏は、経済産業省の発表によると2030年には国内で約79万人ものIT人材が不足すると予測されており、世界的な人材獲得競争が激化していると述べました。
林氏は、英語ネイティブのIT人材が30万人以上活躍するパキスタンを「ポストインド」と表現し、世界の一流企業が人材獲得に動いている現状を指摘。この波に乗り遅れないためには、現地に拠点を設け、若手有望人材と接点を持つことが重要であるとの見解を示しました。欧米に比べて日本の認知度はまだ高くないため、最先端のIT技術だけでなく、日本の魅力や文化を中長期的に伝え、日本で働く価値を高める必要があるとしています。まずは2022年度の寄附講座を通じて15名のエンジニア採用を実現し、その後2025年までに累計100名の採用を目指す方針です。


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