現場の「教える」負担を軽減
同社は1999年からパン・食品事業を営む中で、新しいスタッフが入るたびに、店長やベテランスタッフが同じ仕事を一から説明する課題に直面してきました。近年では、アルバイト、短期スタッフ、スポットワーカー、外国人スタッフなど、現場で働く人材が多様化しており、「教える人」の確保も人手不足の一因となっています。
このような背景から、「一度教えた仕事を、そのまま次の人にも見せられないか」という発想がmanupiの開発につながりました。

撮影するだけでマニュアルが完成
従来のマニュアル作成は、文章作成、手順整理、写真撮影、動画制作、翻訳など多岐にわたり、中小企業にとっては大きな負担でした。manupiでは、このプロセスを簡素化します。
普段の仕事をスマートフォンなどで最大3分撮影し、作業内容を説明するだけで、AIがその映像と言葉を整理し、手順や字幕としてまとめます。

一度撮影した動画からは、必要な場面を静止画として切り出すことができ、動画、静止画、字幕、手順書、多言語対応、PDF化といった多様な形式で展開可能です。また、短い動画同士を組み合わせることで、「包装」や「清掃」といった作業を「仕事の知識のパーツ」として再利用し、別の商品や店舗のマニュアルにも活用できます。

パン・食品会社が生成AIでソフトウェア開発
manupiを開発した株式会社イコールコンディションは、IT企業ではありません。代表の佐藤氏もエンジニアではないものの、Google AI Studioなどの生成AIを活用し、自社の現場課題や必要な機能を具体化しました。その案を基に、世田谷区の地域連携型ハンズオン支援事業「HOME/WORK BOOSTER」の専門人材の伴走を受け、プロトタイプを開発しました。
現場の事業者が生成AIを使うことで、求める仕組みを具体的に考え、専門家と協力して開発できるようになったことは、manupi開発における大きな変化でした。

実証実験の概要
今回の実証実験では、以下の項目を実際の現場で確認します。
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忙しい現場でも「3分撮る」なら続けられるか
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新人、アルバイト、スポットワーカーへの教育に使えるか
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外国人スタッフへの多言語マニュアルとして使えるか
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動画とPDFを現場でどう使い分けるか
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動画からの静止画切り出しがマニュアル作成の負担を減らすか
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店長やベテランが繰り返している説明時間を減らせるか
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短い動画を別の商品や店舗でも再利用できるか
実証参加者からの意見をもとに、操作性や画面、利用方法などを改善し、本格提供につなげます。
実証実験の対象
飲食店、ベーカリー、食品製造、小売、ホテル、清掃、物流など、現場で新人教育や引き継ぎを行っている中小・小規模事業者(個人事業主も可)

特に、スポットワーカーを利用している、アルバイトの入れ替わりが多い、外国人スタッフが働いている、複数店舗を運営している、催事やイベントへの出店が多い、「この仕事はこの人しか分からない」があるといった事業者に参加を呼びかけています。
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実証期間: 2026年8月26日より約1か月間
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費用: 10本まで無料(実証実験後も継続)
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申込方法: https://manupi.ai/
まずは「今日また説明した仕事」を一本
manupiは、最初から会社中のマニュアルを作る必要はありません。「今日、また同じことを説明したな」と思った仕事を一本だけ撮影することから始められます。現在、10本まで無料で利用できる設計となっており、今回の実証では、まず小さな現場でも本当に使えるかを確認します。
将来的な展望
日々の教育のために仕事を動画で残していくことで、これまで人の頭や身体の中にしかなかった仕事が、少しずつ会社の知識として蓄積されます。将来的には、この蓄積された仕事や技術を、技能継承や事業承承にも活用できる仕組みへの発展を構想しています。
manupi概要

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サービス名: manupi(マニュピ)
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提供形態: Webアプリ
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動画: 1本最大3分
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主な機能: AIによる手順整理、字幕、多言語化、PDF化、URL・QR共有、動画からの静止画切り出し、複数動画のまとめ
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料金: 10本まで無料(10本以上は有料予定)
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サービスURL: https://manupi.ai/


会社概要
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会社名: 株式会社イコールコンディション
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代表者: 代表取締役 佐藤卓文
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所在地: 東京都世田谷区池尻2-4-5 HOME/WORK VILLAGE 309


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