AI投資効果と開発組織の状態を共通言語で可視化する新機能「開発資本スコア(α版)」提供開始

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AI投資効果と開発組織の状態を共通言語で可視化する新機能「開発資本スコア(α版)」提供開始

ファインディ株式会社は2026年7月1日、経営と開発現場をつなぐAI時代の開発資本プラットフォーム「Findy Team+」において、AI時代の開発組織の状態を可視化する新機能「開発資本スコア(α版)」の提供を開始しました。

この機能は、同社が2026年5月に提唱した新概念「AI時代の開発資本」に基づき、AIへの投資が開発組織の真の力として積み上がっているかを、Speed・Quality・Controlの3軸で可視化します。これにより、経営層と開発現場が同じ根拠に基づき、投資効果や開発組織の状態について議論できる共通指標を提供します。2026年9月末にはβ版がリリースされ、定性面での重要指標の可視化も含め、指標の妥当性と測定精度の向上を目指す予定です。

開発資本スコア(α版)のダッシュボード

経営層と開発現場をつなぐ「共通言語」の必要性

近年、生成AIやAIエージェントの浸透により、開発の全工程でAI導入が加速し、アウトプット量は大幅に増大しています。しかし、その一方で、経営層と開発現場の双方において、以下のような課題が顕在化していました。

  • 経営上の課題: AIへの継続的な投資が行われているものの、その対価としてのリターンが不明瞭であり、組織の実態が不透明なため、AI推進に向けた適切な意思決定が困難であること。

  • 現場の課題: プロセス改善に注力しているにもかかわらず、その成果が「組織力」の向上として蓄積されていることを証明しにくく、改善の優先順位が主観に依存するため、経営層へ投資の妥当性を説明する客観的な根拠が不足していること。

これらの課題を解決するため、ファインディ株式会社は2026年5月に開発生産性を企業の競争力に直結する経営資産と再定義する「AI時代の開発資本」策定プロジェクトを始動しました。その最初の一歩となる「Findy Team+」の新機能「開発資本スコア(α版)」は、Speed・Quality・Controlという3つの観点から組織の状態を定量的に可視化し、経営と現場が同一の指標に基づいた対話と迅速な意思決定を行うための「共通言語」として機能します。

AI時代の開発資本を構成する3つの観点

観点 見るべきこと
Speed 速く作り、出し、学べているか。実装だけでなく、レビュー、CI、デプロイ、結果の観測まで含めた変更と学習のサイクルの速さを捉えます。
Quality 手戻りなく前に進めているか。作り直しや差し戻し、障害、保守性の低下を抑え、継続的に価値を届けられているかを捉えます。
Control 変更を予測し、制御できるか。変更の影響範囲、検証、承認、ロールバック、複雑性を組織として扱えているかを捉えます。

新機能「開発資本スコア(α版)」の概要

α版では、「Findy Team+」でこれまで可視化されてきた指標(DevOps分析、サイクルタイム分析、プロジェクト投資分析など)をSpeed・Quality・Controlの3軸に分類し、開発組織の現在地をスコアとして俯瞰できます。組織レベルでの可視化に加え、チームごとの詳細な状況も把握可能です。

組織レベルでの可視化

開発資本スコア、スコア推移グラフ、指標別内訳、チームモニタリング一覧を通じて、組織の強みと課題を一目で把握し、月次での変化をトラッキングすることで、AI投資や各種改善アクションが組織の資産として蓄積されているかを定量的に確認できます。また、3つの指標を深掘りすることで、現場との対話を具体的な課題ベースで開始するための根拠が提供されます。

組織の開発資本スコアとチームモニタリング一覧

チームレベルでの可視化

各チームの現状とこれまでの変化を可視化し、組織内での立ち位置を把握することで、リソースを優先的に投入すべき部門の適切な判断を支援します。3つの観点ごとに詳細なメトリクスを一覧表示し、「レビューの停滞」や「高い手戻り率」といった、開発現場で即座にアクションへ繋げられる具体的な課題を浮き彫りにします。

チーム別開発資本スコア

今後の展開

さらなる精度向上と価値提供を目指し、以下の展開が予定されています。

  • 企業連携による検証: 実データと運用実態をもとに、指標の妥当性を確認します。

  • β版の提供: 2026年9月末までに発表が予定されているβ版では、定性面での重要指標の可視化も含め、指標の妥当性と測定精度を高めます。同業他社ベンチマークとの比較にも対応予定です。

  • 「Findy Team+ Award」での活用: 2026年12月8日開催予定の「Findy Team+ Award」にて、開発資本の優れた取り組みを可視化・表彰します。

AI時代の開発資本プラットフォーム「Findy Team+」について

「Findy Team+」は、経営と開発現場をつなぐAI時代の開発資本プラットフォームです。AI活用の基盤構築を支援するコンサルティングから、開発状況や投資対効果のデータ化までを網羅し、開発現場の改善から経営判断までを一気通貫で支援します。

ファインディ株式会社は2026年5月から、AI時代のソフトウェア開発力を経営資産と捉える「開発資本」という概念を提唱しています。エンジニアの「人的資本」とAI投資などの「技術資本」を掛け合わせ、開発組織を企業成長を支える「経営資産」として強化することを目指しています。現在はスタートアップから大手まで約1,400社(トライアル含む)に導入されています。

ファインディ株式会社について

ファインディ株式会社は2016年に事業を開始し、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンを掲げ、ITエンジニア領域における個人・組織それぞれの課題解決に取り組んでいます。

同社は現在、IT/Webエンジニアの転職サービス「Findy」、ハイスキルなフリーランスエンジニア紹介サービス「Findy Freelance」、経営と開発現場をつなぐAI時代の開発資本プラットフォーム「Findy Team+」、開発ツールのレビューサイト「Findy Tools」、及びテックカンファレンスのプラットフォーム「Findy Conference」の5つのサービスを提供しています。サービスの累計会員登録数は約29万人、国内外のスタートアップ企業から大企業までの約5,400社に利用されています。

また、「技術立国日本を取り戻す」という設立趣意に基づき、2024年のインド進出を皮切りに、現在、韓国・台湾でも「Findy Team+」を展開しています。企業成長の源泉であるソフトウェア開発において日本発のイノベーションを増やし、世界市場で競争力を持つ日本のIT企業を1社でも多く生み出すことを目指し、まずは同社がグローバルマーケットで通用する企業になることを企図しています。

  • 会社名: ファインディ株式会社 / Findy Inc.

  • 所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階

  • 代表者: 代表取締役 山田 裕一朗

  • コーポレートサイト: https://findy.co.jp/

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