電通総研、自社開発のローコード開発プラットフォームの最新版「iPLAss(アイプラス) Ver.4.1」を提供開始

開発ツール

背景

システム開発における生成AIの活用が進む一方で、エンタープライズ領域の業務システムでは、短期的な開発効率だけでなく、長期的な整合性や保守性の確保が課題とされてきました。「iPLAss」は、大規模かつ高度なカスタマイズが必要な業務システム構築において、開発・運用コストの抑制に貢献してきました。

最新版の「iPLAss Ver.4.1」では、AIエージェントや生成AIサービスとのシームレスな連携機能を実装し、開発者と利用者の双方に生成AIの活用環境を提供します。また、業務現場で広く利用される表計算ソフトウェアとの連携機能を強化し、既存システムからの円滑な移行を支援します。

「iPLAss Ver.4.1」の主な特長

1. AIエージェントを活用した開発支援機能の追加

汎用言語であるJava/Groovyとテキスト形式のメタデータ(設計情報)で構成される「iPLAss」は、AIによるコード自動生成に適した構造を有しています。「iPLAss Ver.4.1」では、AIエージェントが「iPLAss」のメタデータを直接検索・定義できるMCPサーバー機能が新たに追加されました。これにより、AIエージェントがシステムの構造を正確に理解し、精度の高いコード生成や設計情報の自動修正が可能になります。

2. ノーコード・ローコードでの生成AI機能の組み込み

「iPLAss」で構築した業務システムに、ノーコード・ローコードで生成AI連携機能を組み込むことができます。電通総研が開発した企業向け生成AIソリューション「Know Narrator」や「Amazon Bedrock」などの生成AIサービスを共通インターフェースで呼び出せるため、用途に応じた使い分けが容易です。さらに、AIによる回答作成支援を備えた問い合わせ管理機能や、AIベースのナレッジ検索を備えたFAQ管理機能も提供されます。

3. 表計算ソフトウェアとの直接連携による円滑なシステム移行

現場で広く利用されている表計算ソフトウェアと同様のユーザーインターフェース(データ表示、一括入力画面など)を簡単な設定で構築可能です。加えて、表計算ソフトウェア自体を入力画面として活用し、「iPLAss」内のデータを直接参照・更新する機能も提供されます。これにより、従来の操作性を維持しつつ、安全なデータ管理と新システムへの移行を実現します。

電通総研は、今後も「iPLAss」の機能拡張を継続し、顧客の多様なニーズに応える柔軟な開発環境を提供するとともに、システム開発プロセスの効率化および生産性向上に貢献していく方針です。

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