Figma、「Config 2026」でフルスタック開発向けインテリジェントキャンバスを発表

開発ツール

新しいクリエイティブ素材

インテリジェントキャンバスでは、アイデアを表現するための新しいクリエイティブ素材が導入されました。

  • コードレイヤー: Figma Designのキャンバス上でコードを直接操作し、リポジトリのクローン、エージェントによる新たな方向性の生成、編集可能なデザインレイヤーへの抽出、コードへの変更同期が可能です。

  • モーション: アニメーション、トランジション、3DトランスフォームをFigma上で直接、共同でデザインできます。AIによるアニメーション生成、プリセットスタイルの適用、タイムラインでの手動調整が可能です。モーションはデザインシステムと連携し、リリース可能な状態で提供されます。

  • シェーダー: プロンプトでシェーダーエフェクトやフィルを構築できます。WebGPUを活用したカスタムビジュアル表現により、ディザー、ピクセレート、各種ブラー処理など、これまでFigmaで実現できなかったエフェクトがキャンバス上で直接作成可能になります。

  • Figma Weaveワークフロー: 20以上のWeaveツールをFigmaに統合し、複雑なAIワークフローをキャンバス上のシンプルなツールに変換し、一貫性のある高品質なビジュアルを生成できます。これは、今年後半に予定されているFigma Weaveとの完全統合に向けた第一歩です。

新しいインテリジェントツール

チームとエージェントの協働を支える新しいインテリジェントツールも導入されました。

  • エージェントスキルと深化したコンテキスト: 繰り返し行う作業をスキル化し、チーム全体がFigmaのエージェントをより正確かつ一貫して活用できるようにします。サードパーティツール、ウェブ検索、ファイル添付を通じて、より多くのコンテキストを取り込むことも可能です。

  • ジェネレーティブプラグイン: エージェントを使ってカスタムの再利用可能なプラグインを構築し、Figmaの機能を拡張できます。プロンプトからツールを生成し、調整・共有が可能で、開発環境の構築や技術的なスキルは不要です。

AIレポートの主な調査結果

Configでは、Figmaが毎年発行する「AIレポート」の第3弾も公開されました。本調査は、3年分のデータ(回答総数8,403件)と639件の定性インタビューをもとに、AIがマルチプレイヤー時代に突入する中でデザインの重要性が高まっていることを明らかにしています。2026年の主な調査結果は以下のとおりです。

  • AIは個人の生産性を向上させるものとして普及しましたが、その影響はチームや職種全体へと広がっています。「AIによって他者との協働の仕方が大きく変わった」と回答した割合は、2年前と比べて6倍に増加しました。

  • AI導入が進んでいるチームほどデザインに注力しており、AI導入が最も進んでいる企業の回答者は、そうでない企業と比べて「業務においてデザインの重要性が高まった」と答える割合が25%高くなっています。

  • デザインの価値は個人レベルでも高まっており、特に開発者の間でその傾向が顕著です。回答者の57%がデザインの重要性が増したと回答し、開発者の間でも「デザインがより重要になった」と回答した割合は2025年の44%から2026年には65%へと増加しました。

  • キャンバス上でより多くの人がより多くの作業をこなすようになっており、デザイナーが最も頻繁にキャンバスを使用している一方、PMの77%は業務の半分以上をキャンバス上で行っていると回答しています。開発者の中でも、5人に1人がコードではなくキャンバスからプロジェクトを開始することを好むと答えています。

Config Indiaの開催

2026年10月15日には、インドのベンガルールで初開催となる「Config India」が発表されました。これは、2025年11月にFigmaがベンガルールにオフィスを開設したことに続く取り組みです。

Config 2026のビジュアル素材はこちらからダウンロードいただけます。Configで発表された製品アップデートは、今後数週間かけて順次ユーザーへ提供される予定です。提供状況は機能によって異なります。詳細はFigmaのヘルプセンターでご確認いただけます。

Figmaは、チームが世界最高のデジタルプロダクトをデザイン・構築する場を提供しています。2012年に設立されたFigmaのインテリジェントキャンバスは、チーム、エージェント、コード、デザインをひとつの場所に集約し、アイデアの創出から製品リリースまでをシームレスにつなぐことを目指しています。

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