StockGraphy、Windows向けglTF-USDZ変換ツール「BEGIN ARShift Proto」を発売

開発ツール

Windows上で最適化済みglTF/GLBからUSDZを作成

「BEGIN ARShift Proto」は、Windows 11上でglTFをUSDZに変換するために開発された社内ツールを製品化したものです。特に、手作業でテクスチャサイズやファイル形式を調整し、.gltf内の記述を書き換えてGLBファイルにまとめるような、業務水準の調整が施された大量のglTFファイルがある場合に有用です。

glTFからUSDZへの変換プロセス

4言語対応とUIの工夫

本ソフトウェアは、日本語、英語、中国語(簡体字)、スペイン語の4言語に対応しています。作業中のデータに応じて、留意点の説明と推奨選択肢が自動でハイライトされるUIが採用されています。

glTFビューとUSDZビューの切り替え

Windows上でも作業段階でglTFビューをUSDZビューに切り替え、USDZ書き出し前に仕上がりを確認できます。「BEGIN ARShift Proto」のUSDZビューは、Apple Quick Lookの表示再現を目指して開発されていますが、完全に同一の表示を保証するものではありません。

glTFとUSDZビューの比較

glTFからUSDZへのマテリアル変換

glTF側のマテリアルやテクスチャは、UI上でドラッグ&ドロップでUSDZ側に転送できます。また、手動でのパラメータ調整も可能です。glTF 2.0 coreの標準PBRマテリアル、外部参照テクスチャ、GLBに埋め込まれたテクスチャは自動で引き継がれ、必要に応じてユーザー自身でテクスチャの差し替えや各種設定を行えます。

TRSアニメーションの読み込みと書き出しに対応

「BEGIN ARShift Proto」は、位置・回転・スケールによるTRSアニメーションを持つglTF/GLBに対応しています。LINEAR、STEP、CUBICSPLINEの各補間方式を読み込み、USDZへ変換できます。なお、スキニング(ボーン)アニメーションやモーフターゲットアニメーションは、開発中の業務向け上位版「BEGIN ARShift」で対応予定です。

BEGIN ARShift Protoが対応しない機能

以下の機能は、業務向け上位版「BEGIN ARShift」での提供に向けて開発が進められています。

  • マテリアルプロパティの自動変換、特に多数のマテリアルを内包する3Dモデルの一括処理

  • 大量ファイルのバッチ処理

  • glTFの一部のマテリアル拡張の編集と書き出し

  • スキニング(ボーン)アニメーション、モーフターゲットアニメーション

  • 設定変更後のglTF/GLBの再書き出し

  • 専用ファイルによる作業状況の保存

開発中の業務向け上位版「BEGIN ARShift」について

「BEGIN ARShift Proto」よりも高度な作業や大量処理機能を実装した業務向け上位版「BEGIN ARShift」も、近日中に発売が予定されています。「BEGIN ARShift Proto」は恒久ライセンス・低価格・個別サポートなしの簡易ツールであるのに対し、上位版の「BEGIN ARShift」は、案件対応期間を想定した短期間ライセンス・比較的高価格・個別サポートありの業務向け機能搭載ツールとなる予定です。

BEGIN StoreのHacky Internal Toolsについて

「BEGIN ARShift Proto」は、AI駆動開発を活用し、3D作業者や職人本人がツール開発に参加して内部向けツールを製品化するシリーズ「Hacky Internal Tools」の第一弾です。このシリーズでは、職人のニッチな作業フローや趣向が反映された小規模ツールを、AI駆動開発と個別サポートなしを前提とした低価格の恒久ライセンス製品として提供していくことを目指しています。

製品情報

  • 対応OS:Windows 11 x64

  • 入力:GLTF / GLB

  • 出力:USDZ

  • 価格:2,750円(税込) / 恒久ライセンス

  • 販売:BEGIN Store

製品ページURL:
https://begin3d.com/jp_arshift-proto

会社概要

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