【専修大学×ビルディット産学連携】就活早期化とタイパ重視の時代に学生6割がAI診断ツールを活用、広がる「語れない就活」を打破

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プロジェクトの背景

本プロジェクトは、大学生の自己理解を支援する新たな活用シーンやサービスコンセプトを検討する産学連携の取り組みとして開始されました。就職活動の早期化やSNSの発展により、自己理解の重要性は高まっています。AIによる自己分析やES(エントリーシート)作成支援の活用が広がる一方で、学生自身の経験や言葉を通じて深く自己理解する機会は十分とは言えない状況です。

自己理解には、日々の出来事や感情、思考を振り返り、自身の変化や価値観に気づくプロセスが重要とされています。ビルディットが提供する「Stockr」は、これまで主に社会人向けに自己理解・成長・目標達成を支援してきましたが、本プロジェクトでは大学生への浸透を目指し、専修大学・足代ゼミの学生が約3か月間研究・提案を行いました。

最終提案会で発表された3つの主要コンセプト

最終提案会では、以下の3つのコンセプトが発表されました。

プレゼンテーションの様子

1. SNSの「保存」で終わらせない、気づきの「居場所」づくり(チームA)

学生が情報を集めることには慣れているものの、それを自身の思考や行動変化につなげられていないという課題に注目しました。学生の調査(n=179)では、学びや気づきを残す手段として「SNSの保存機能」が最も多く利用されているものの、「保存したこと自体を忘れる」「後で見返さない」といった実態が明らかになりました。この課題に対し、情報を自分なりの気づきに変換し、蓄積できる「思考の居場所」として「Stockr」を活用する提案がなされました。

詳細を見る: https://stockr.bldt.jp/media/senshu_teamA

2. インターンの挫折を「自信の土台」に変える振り返り法(チームB)

就職活動やインターンシップに励む学生が感じる「自分だけが足踏みをして、何も積み上がっていない」という課題に着目しました。調査(n=132)では、約半数の学生が自信の揺らぎを感じており、約85%が「今より自信を高めたい」と回答しています。失敗後に「1人で考える」学生が多いものの、次の行動につなげられていない実態も明らかになりました。この課題に対し、失敗や感情を否定せず次の行動へつながるよう記録することで、挫折を自信へと転換する「Stockr」の活用法が提案されました。

詳細を見る: https://stockr.bldt.jp/media/senshu_teamB

3. AIや適職診断などの自己分析ツールに依存しない、自発的なキャリア構築(チームC)

適職診断やMBTIなどのAI自己分析ツールは便利であるものの、「自分ごととして語れない」といった就職活動中の学生が直面する課題に注目しました。学生の調査(n=130)では、自己分析ツールを利用したことがある学生は約6割に上る一方、「結果が抽象的」「自分を十分に理解できない」といった課題も多く挙げられました。インタビューでは、「自発的に言語化した経験の方が腑に落ちやすい」という傾向も確認されています。この課題に対し、学生自身の言葉による記録をもとに、自発的なキャリア構築を支援する「Stockr」の活用法が提案されました。

詳細を見る: https://stockr.bldt.jp/media/senshu_teamC

まとめ

AIや診断ツールを活用した自己分析が広がる中、本プロジェクトで学生から提案された3つのコンセプトは、いずれも「外から与えられた答え」ではなく、「自らの経験を振り返り、言語化すること」に価値を置くものでした。ツールによる効率化が前提となりつつある就職活動において、語れる自己理解をどのように育てるか、その論点を学生自身の視点からその重要性を示すものとなりました。

振り返りノートアプリ「Stockr」について

Stockrアプリの機能説明図

「Stockr」は、「振り返り」を通じて自己理解を深め、自信と成長を育む振り返りノートアプリです。総ダウンロード数は約7.5万件(2026年2月時点)に達しています。

日記・タスク管理・メンタルケアといった従来の内省系アプリとは異なり、記録から振り返り、そして可視化までをワンストップで提供し、「書いて終わり」にしない振り返り体験に特化しています。日々の思考や感情を記録する「ストック機能」、過去の記録から気づきを得る「再発見機能」、AIがサポートする「ビジョン設定コーチング」「AIコメント」「価値観診断」、日々の積み重ねを可視化する「スコア&レポート機能」を提供し、自己理解と自信の積み上げを支援します。

詳細を見る: https://stockr.bldt.jp/

株式会社ビルディットについて

株式会社ビルディットは、「Your growth, improve the world. (一人ひとりの成長が、世界をより良くする)」をスローガンに掲げ、学ぶことの楽しみ・豊かさ・充実をつくり出せる仕組みづくりに取り組んでいる教育テクノロジー企業です。

会社名:株式会社ビルディット
代表者:代表取締役 富田 陽介
所在地:東京都八王子市東町1-14 橋完ビル4F
URL:https://bldt.jp/
設立:2016年3月
資本金:100万円
従業員数:12名(アルバイト・業務委託を含む)
事業内容:ふりかえりアプリ「Stockr」関連事業開発・サービス提供、教育/育成関連事業DXコンサルティング

足代 訓史ゼミについて

専修大学経営学部の足代訓史ゼミでは、デジタルイノベーション(デジタル技術を使用した革新的な製品・サービスやビジネス)を生み出そうとする能動的な姿勢や行動パターン(アントレプレナーシップ)についての研究を行っています。

活動内容としては、身近なデジタルノベーションの事例(例:Instagram、TikTok、Airbnb、Timee、Spotifyなど)を選択し、その製品・サービスのヒットの理由や収益獲得の仕組みをチームで調査・研究しています。また、プラットフォームや製造小売、サブスクリプションといったビジネスパターンを習得し、それらを組み合わせて新規ビジネスを構想しています。

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