研修実施の背景
これまでの新卒研修では、基礎知識の習得に偏り、配属後の実務との間に乖離が生じることが課題でした。このギャップを解消し、新卒エンジニアが即戦力として実務に接続できるよう、RailsのチュートリアルからDockerでの環境構築、AWS(ECS / ALB / S3など)の基本構成設計・説明までを自ら行えるレベルへの引き上げが本研修の目標とされました。
研修の特長
本研修は、以下の3つの特長により、実践的なスキル習得を支援しました。
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実務の複雑性を段階的に再現するRails実装カリキュラム: 単純なCRUD操作だけでなく、検索、関連付け、予約、認証といった現場で頻繁に用いられる機能を難易度順に実装しました。これにより、単に「動くものを作る」段階から、「設計判断を伴って作る」スキルへの移行を促しました。
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「なぜこの構成なのか」を言語化させるAWS・Docker講座: IAM、ネットワーク、ストレージの役割分担を論理的に理解し、ECR / ECS / ALBを用いた本番運用を見据えた構成を自ら組み立てられるよう指導が行われました。受講者は構成図を描いて説明できるレベルに到達しました。
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オフライン・オンライン併用の即時解消メンタリング: 対面とチャットを組み合わせることで、受講者が課題に直面した際に、現役エンジニアから即座に相談やアドバイスを受けられる体制を構築しました。エラー解消のプロセスを通じて、配属後に必要とされる自走力の育成を図りました。
研修の成果
7日間の研修の結果、以下の成果が確認されました。
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受講者全員が、Railsを用いた業務アプリケーションを独力で実装完了しました。
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ECR / ECS / ALB / S3を用いた本番相当のインフラ構成を、全員が設計し、説明できるようになりました。これにより、インフラに対する心理的なハードルが解消されました。
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後続の実務開発へ「リードタイムゼロ」で接続できました。共通の技術スタックと設計思想を持った状態で合流できたため、環境構築や基本文法の確認に時間を費やすことなく、開発を開始できました。
受講者の声
研修に参加した受講者からは、以下のような声が寄せられています。
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「答えありきで解説するのではなく、現実の仕事のように仕様から実装というフローで研修が進められたため、予期しないエラーを解決する手段などを自分で見つけることができ、とても勉強になりました。」
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「チームで相談しながら教材を進めることができ、チーム全体の理解度と自分自身の理解度を合わせることができました。自分が思いつかなかった解決方法をチームメンバーや講師の方から教えてもらうことが多く、非常にためになる7日間でした!」
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「質問のしやすい環境で、講師の方の解説もとてもわかりやすかったです。チームでも楽しく取り組めました。」
講師からのコメント
Rails研修担当講師

今回の実践型課題を通じて、受講者が与えられた課題の背景を理解し、時には仕様変更を提案するなど、技術以外の視点からも情報を整理して機能を作る動きは、実務で求められることが多いと述べられました。Railsの知識だけでなく、困ったときのコミュニケーションの取り方や仕事の中で知識を深めるやり方も学びの一部であったとコメントされています。

実務に近いユースケースを実装する中で、「仕様通りに作る」意識だけでなく、文脈を読み解いて「良いシステムにするには」と考える受講者の意識の高さが感じられたとのことです。実際の仕事では、目的を理解し、対話を重ねてより良い要件に育てていくことが重要であると強調されました。
AWS / Docker研修担当講師

DockerとAWSを用いたローカル環境構築から本番デプロイまでを一日で体験するハンズオンを通じて、コンテナやクラウドが「なぜそうなっているのか」という理由まで感じ取ってもらえたことに期待が示されました。コストと可用性のトレードオフ、セキュリティ設計、スケーラビリティなど、実務で直面する正解のない判断を積み重ねる上で、「なぜこう設計するのか」という問いを持ち続けることが良いエンジニアへの近道であると助言されました。手を動かすことを恐れず、壊して、直して、また試すことを推奨しています。
TechTrain研修担当者

AIに頼らず自ら考え、実務に近い課題へ取り組む環境を設計したこと、チームやメンターへの相談を通じて理解を深めるプロセスも実務を意識した体験として組み込んだことが述べられました。研修を重ねるごとに「動くものを作る」から「より良い実装とは」をチームで議論する形へ変化していく姿は、運営として喜ばしい瞬間であったとのことです。この7日間で培った「意図を考える力」と「チームで相談しながら最善を選択する力」が、現場での土台となることに期待が寄せられています。
今後の展望
TechTrainでは、Rails、AWS、Dockerのパッケージに加え、Laravel、Go、Java、Pythonなど、企業ごとの技術スタックに合わせた実践研修を提供しています。カリキュラムはすべて業界の最前線で活躍する現役エンジニアが設計・講師を担当し、研修と実務のギャップに新卒エンジニアが苦しむことのない育成体制を構築しています。技術と教育の両面から支援し、AI時代において有識者からの実践知を得られる成長環境を提供していく方針です。
TechTrainについて

TechTrainは「テクノロジーを支える、全ての人のターミナルに。」を掲げ、2019年5月にサービスを開始しました。現在、全国各地のエンジニアに利用され、開始から6年でユーザー数12,000名を突破しています。70社150名を超えるITエンジニアがメンターとして、実務に基づいた開発手法のアドバイスを提供しています。
法人向けサービス
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TechTrain 企業研修: エンジニア職だけでなく、営業、マーケティングなど多様な職種に向けたITスキル研修を提供しています。
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TechTrain 技術支援: 経営者のITに関する課題を解決するDX支援サービスです。
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TechTrain 採用支援: エンジニア採用を強力に支援し、現場のエンジニアが評価する採用を実現します。
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TechTrain 学校支援: 大学、専門学校、高等専門学校向けに、学校教育と並行して利用できる学習・就職支援サービスです。
個人向けサービス
- TechTrain: ITスキルを習得し、IT業界でのキャリアを構築したい個人を支援する学びとキャリアのプラットフォームです。CxO、VPoX、シニアクラスのエンジニア・PM・デザイナーなど150名以上のメンターが在籍し、プロダクト作りのプロによる学びのコンテンツ、キャリア支援サービス、メンタリングサービスを提供しています。
株式会社TechBowlは2018年10月に設立され、インターネットサービス業を展開しています。本社は東京都千代田区神田神保町に位置しています。
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