「トイオ・プレイグラウンド コマンド」の概要
「トイオ・プレイグラウンド コマンド」は、PCやタブレットを使用せずにロボットを動かすことができる「トイオ・プレイグラウンド」シリーズの第3弾です。迷路のゴールを目指し、コマンドカードを並べてロボットの行動をインプットします。これにより、楽しみながらプログラミングの基本要素や論理的思考を育むことが可能です。


「トイオ・プレイグラウンド コマンド」の詳細は、公式サイトhttps://toio.io/titles/pg-cmd.htmlで確認できます。
『プログラミングブック』の概要
『プログラミングブック』は、文部科学省のガイドライン「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」に準拠した、「トイオ・プレイグラウンド コマンド」専用の問題集です。国立大学法人福井大学の監修のもと、小学校低学年から始められる全5巻6冊で構成されており、基礎から発展までのプログラミングの概念を段階的に習得できます。また、各ブックにはオリジナルコースを作成して遊ぶことができるプログラミングマットが1枚付属しており、学習した知識を活用した発展的な学習にも対応しています。


福井大学教育学部附属義務教育学校での試験導入
開発段階の製品は、福井大学教育学部附属義務教育学校の授業で試験導入され、実証授業が実施されました。授業を見学した教員からは、以下のような評価が得られています。
-
子どもたちが高い集中力を維持して取り組めるカード型プログラミング教材である。
-
ペア学習を通して自然な対話が生まれ、コミュニケーション力や協働的な学びが促進された。
-
プログラミングブックの問題設定に工夫があり、学習の進度に差があっても、早く終わった児童は自由に発展的な活動に取り組むことができ、多くの児童が主体的に学び続けることができた。
-
能力差のあるクラスにおいても、多くの児童が主体的に参加し、誰一人取り残されない学びを実現できる教材であった。
-
タブレットを使用しないカード形式であるため、直感的に試行錯誤を繰り返すことができ、小学校段階において無理なくプログラミング的思考を育成することができた。
-
「答えを与えない」設計により、子ども自身が考え、試し、気づく学びを実現できた。
実証授業で得られた知見は、製品版のプログラミングブックの改善に反映されています。本教材は、教師が教える存在から伴走者へと役割を転換し、子どもとともに学びを深めていくことを可能にすると考えられます。これにより、探究的で対話的な学びを実現し、新しい学習指導要領の理念に対応したプログラミング教育が実現できるとされています。
株式会社内田洋行 教育総合研究所 主任研究員であり、国立大学法人福井大学 教育・人文社会系部門教員養成領域 特命講師である工学博士 足利 昌俊氏は、本教材について次のようにコメントしています。

「文部科学省の『小学校プログラミング教育の手引(第三版)』に示されるプログラミングの基本概念『順次』『反復』『分岐』を、カード操作を通して子どもたちが自然に楽しく理解できる優れた教材であると感じました。さらにプログラミングブックには、中学校 技術・家庭科で扱う『双方向通信』や『計測と制御』につながる内容も含まれており、大学入試共通テストで必修となった高校『情報Ⅰ』への学びにも円滑に接続できる教材だと期待しています。」
福井大学教育学部附属義務教育学校 後期課程 技術科教員である高井 茂嘉氏も、本教材について以下のコメントを寄せています。

「子どもたちはカードを使って直感的にプログラムを作ることができるため、自分の考えをそのまま形にしやすく、操作も簡単で集中して学ぶことができます。ペア学習において自然に対話が生まれ、協働しながら試行錯誤を繰り返し、主体的に学びを深める姿が見られました。低学年でも扱いやすく、情報活用能力を育てる教材として大きな可能性があります。授業者にとっても難しい操作がないため、プログラミングに苦手意識のある先生にも使いやすい教材です。」
販売情報
『プログラミングブック』は、一般消費者向けにECサイトにて2026年5月14日より販売を開始します。販売サイトや価格等の詳細情報は、発売日に改めて発表される予定です。
また、公教育向けには株式会社内田洋行の学校向け教材カタログに掲載されています。
- 学校向け教材カタログ: https://www.uchida.co.jp/education/catalog/


コメント