homula、AIエージェントに業務知識を実装する「Agent Skills開発・導入支援サービス」を開始

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homula、AIエージェント向け「Agent Skills開発・導入支援サービス」を開始

株式会社homulaは、AIエージェントに業務知識・手順・承認ルールを構造化して実装する「Agent Skills開発・導入支援サービス」の提供を2026年3月4日に開始しました。本サービスにより、企業の従業員はAIエージェントに自然言語で業務を指示するだけで、複数のSaaSや基幹システムを横断する業務を正確かつ安全に自動実行できるようになります。

Agent Skills開発サービス

サービス開始の背景と課題

AIエージェントは汎用的な知識を持つ一方で、各企業固有の業務ルール、承認フロー、社内フォーマットに関する知識は持ち合わせていませんでした。この「AIが業務を知らない」という根本的な問題が、エンタープライズ環境でのAIエージェント導入を停滞させる要因となっていました。

この課題に対し、Anthropicが開発しオープン標準として公開した「Agent Skills」フォーマットが解決策を提供します。Agent Skillsは、業務知識、手順、スクリプトをポータブルなパッケージ(SKILL.md)として構造化し、AIエージェントに企業の業務の進め方を正確に教える仕組みです。

Agent Skills開発・導入支援サービスの概要

homulaの「Agent Skills開発・導入支援サービス」では、FDE(Forward Deployed Engineer)が2〜4ヶ月で企業固有の業務知識を「Agent Skills」(SKILL.md)としてAIエージェントに実装します。これにより、AIエージェントは「質問に答える」フェーズから「業務を実行する」フェーズへと進化します。

Agent Skillsは、AIエージェントが業務を正確に実行するための「頭脳の拡張」として機能します。これは、SaaSやDB、APIへの接続を定義する「MCP(ツール接続)」がAIエージェントの「手足」となるのと対比されます。Agent Skillsは「どう使うか(業務手順・承認ルール・社内フォーマット)」を定義し、agentskills.ioが標準化主体となっています。

導入後の業務変化例

サービス導入後、業務は以下のように変化します。

  • 営業週次レポートの自動生成:
    従来の約2時間/週を要していた作業が、「先週の営業実績をまとめてチームに共有して」という指示だけで、Salesforceからのデータ取得、部門別集計・分析、レポート生成、Google Driveへの保存、Slackでの通知まで自動実行され、約30秒で完了します。SKILL.mdに定義されたフォーマットや集計ルールにより、常に同じ品質で出力されます。

  • 請求書処理の自動化:
    従来の1件あたり約15〜20分を要していた作業が、「受信した請求書を処理して」という指示だけで、メール添付PDFの受領、OCR読み取り、マスタ照合、社内規定チェック、会計ソフト連携、経理担当へのSlack承認依頼まで自動で完了します。10万円超の支払いには人間の承認が必須となる安全設計も可能です。

  • インシデント初動対応:
    監視アラート受信後のログ確認、影響範囲特定、チケット起票、関係者へのSlack通知といった一連の作業が即座に自動実行されます。音声AIエージェントとの連携により、電話によるインシデント報告にも対応可能です。

homulaのサービス特長

  1. FDEによる一気通貫の開発
    homulaのFDEが業務ヒアリングからSKILL.md作成、MCP接続設計、承認フロー定義、テスト、デプロイまでを一貫して担当します。

  2. 「受託成果物=プロダクト設定値」の構造設計
    FDEが作成するSKILL.mdは、コンサルティングの成果物であると同時に、homulaの自社プロダクト「Agens」の実行設定ファイルです。これにより、受託作業完了後すぐにAgensが設定済みの状態で稼働を開始します。

  3. 多様なAI基盤への展開
    homulaが作成するSKILL.mdはオープン標準フォーマットであり、Claude Code、Cursor、VS Code、GitHub Copilotなど26以上の開発プラットフォームでネイティブに利用可能です。特定のベンダーへのロックインは発生しません。

Agens併用による実行能力の拡張

エンタープライズで広く利用されるGPT、Gemini、n8n、Dify、Google AI StudioなどはSKILL.mdにネイティブ対応していません。homulaの自社プロダクト「Agens」は、このギャップを埋める「業務知識の実行レイヤー」として機能します。

Agensは、SKILL.mdに定義された業務手順を任意のLLMやオーケストレーションツール上で実行可能にし、さらに200以上の構築済みMCP接続とサンドボックス付きコード実行環境を提供します。これにより、SKILL.md単体では「AIへの業務指示書」であるものが、Agensと組み合わせることで「あらゆるAI基盤で即座に業務を遂行できる実行プラットフォーム」へと進化します。

AgensとSKILL.mdを併用することで、対応AI基盤がClaude Codeなどの開発ツール中心から、GPT、Gemini、n8n、Dify、Google AI StudioなどあらゆるAI基盤に展開可能になります。また、API連携の個別構築が必要だったツール接続は200以上のMCP接続が構築済みとなり、サンドボックス付きコード実行環境での安全な自動処理、AIによるツール自動発見と実行計画生成、処理速度の93%削減、承認ワークフローの自動制御、WAF/DLPや監査ログなどのエンタープライズ統制機能が追加されます。

株式会社homula 代表取締役 福地 峻氏のコメント

株式会社homula 代表取締役の福地 峻氏は、「AIエージェントの技術は急速に進歩していますが、企業の現場で本当に必要なのは『自社の業務をAIに正しく教える方法』です。Agent Skillsというオープン標準が登場したことで、業務知識をポータブルなパッケージとして構造化し、どのAIプラットフォームでも活用できる世界が現実になりました。homulaが独自に設計した『受託成果物=プロダクト設定値』のアーキテクチャにより、FDEのコンサルティング作業がそのままAgensの実行設定に変換されます。コンサルティングが終わった瞬間に、AIエージェントが業務知識を持った状態で稼働を開始する——この体験を、日本のエンタープライズ企業に届けてまいります。」と述べています。

株式会社homulaについて

homulaは、エンタープライズ企業向けにAIエージェントの戦略策定、PoC、実装、運用、内製化までを一貫して支援する「コンポーザブルAIアーキテクト」です。特定のツールに縛られず、n8n、Dify、LangGraph、MCPなどを要件に応じて最適に組み合わせ、LLM-Native FDE(Forward Deployed Engineer)モデルにより、1〜2名で従来5〜10名分の成果を実現しています。自社プロダクト「Agens」と導入支援サービスを組み合わせたワンストップ支援を提供しており、累計資金調達額は3.2億円です。

会社概要

  • 社名:株式会社homula

  • 所在地:東京都港区赤坂1-14-14第35興和ビル

  • 代表取締役:福地峻

  • 事業内容:

    • AIエージェント向けオンボーディング&ガバナンス基盤「Agens」の開発・提供

    • n8n / Dify / LangChain / LangGraph / ChatGPT / Gemini / Claude 等を活用した業務自動化・AIエージェント開発のコンサルティング・受託開発

お問い合わせ

本件に関するお問い合わせは、以下の窓口にて受け付けています。

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