株式会社Leach、YCombinator公認ハッカソン「c0mpiled-7」で技術賞「Most Impressive Engineering Lift」を受賞

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c0mpiled-7の概要

「c0mpiled-7」は、YCに投資するTranspose Platform社が主催するハッカソンシリーズの第7回で、「San Fransokyo」の第2回開催となります。YCが公開した「Request for Startups(RFS)Spring 2026」をテーマに、AIネイティブヘッジファンド、AIネイティブエージェンシー、Cursor for PM、Stablecoin Financial Services、AI for Government、Modern Metal Mills、AI Guidance for Physical Workの7カテゴリの中からプロダクトが開発されました。

開発、プレゼンテーション、および90秒のデモ動画を含む提出物はすべて英語で実施されました。

当日のタイムテーブルは以下の通りです。

イベント当日のタイムテーブル

受賞チームには、YCパートナーであるJon Xu氏によるオフィスアワーへの招待が特典として提供されます。

共催・協賛体制と審査員

本イベントは、Y Combinator(YC)へ投資する主要投資家であるTranspose Platformが主催し、東京大学が100%出資するベンチャー投資会社である東京大学IPCが共催しました。また、森ビル株式会社が会場、食事、飲料を提供し、協賛しています。

Transpose Platform、東京大学IPC、森ビルによる共催・協賛体制

審査員には、YC卒業スタートアップの創業者やグローバル企業の技術責任者が集結しました。具体的には、VoiceOS Co-Founder & CEOのKai Brokering氏、Canopiの野島大嗣氏、Cactus ComputeのHenry Ndubuaku氏、CrustDataのAbhilash Chowdhary氏、Unbound Security Co-Founder & CTOのVignesh Subbiah氏、Shisa.ai Co-Founder & CEOのJia Shen氏、soonami.io共同創業者で元Chelsea FC CTOのDuncan Ross氏らが務めました。

YCombinatorについて

YCombinatorは、2005年に設立されたスタートアップアクセラレーターです。Airbnb、Stripe、Dropbox、Coinbase、Reddit、DoorDash、Twitchなど、多くの著名なテクノロジー企業を輩出しています。

「Request for Startups(RFS)」は、YCが次に投資したい分野を公開するドキュメントです。Spring 2026版では、AIエージェント、AIネイティブヘッジファンド、AIネイティブエージェンシー、ステーブルコイン金融、政府向けAI、最新の金属製造、物理労働向けAIガイダンスなどが提示されました。

Y Combinatorの概要とRequest for Startups (RFS)

プロジェクト「Origin」と受賞評価

ハッカソン当日に結成された4名の国際チームは、AIネイティブヘッジファンド「Origin」を開発しました。チームメンバーはNatalia Mykhaylova氏、株式会社Leach代表取締役の冨永拓也氏、Phat Nguyen氏、Azamat Erkinov氏です。異なる時差と母語を持つメンバーが、4時間の開発セッションでプロダクトを完成させました。

「Origin」は、従来の機関投資家における「Synthesis Gap」(人手によるリサーチに72時間かかる課題)を、自律型AIエージェントの群(Darwinian swarm of autonomous agents)に置き換え、12秒の自律実行サイクルで機関投資家級の確信を得ることを目指したプロジェクトです。LLMを活用したマルチエージェント間の協調動作、並列稼働による分析・レポート生成、そして人間が結果確認と意思決定に集中できる構造を短時間で実装しました。

AIネイティブヘッジファンド「Origin」のマルチエージェント設計

「Most Impressive Engineering Lift」は、参加チームの中で最も技術的に野心的な設計と実装を行ったチームに贈られる技術賞です。今回のc0mpiled-7では、「Origin」がこの賞を受賞しました。公式レポートでは、短時間での高度な技術実装が高く評価されています。

c0mpiled-7 受賞結果

ハッカソン参加が事業にもたらす価値と連続受賞

ハッカソンへの参加は、世界中のエンジニアとチームを組み、限られた時間で成果物を作り上げる経験が、株式会社Leachのプロダクト開発力に直結しています。自社サービスの「突合.com」(請求書×納品書の突合AI)や「Saturn」(COREC→freee受注・請求の転記AI)の開発においても、「短期間で動くプロトタイプを作り、ユーザーフィードバックを得て改善する」サイクルが重視されており、ハッカソンで培われた開発スピードが日常のプロダクト開発に活かされています。

また、YCエコシステムとの接点は、海外のAI技術トレンドやスタートアップの最新動向を把握する機会となり、生成AI顧問サービスのクライアントへの技術提案力向上にも繋がっています。

株式会社Leach代表の冨永氏は、c0mpiled-7での受賞から約2週間後に開催されたDigital Garage共催のBuilders Weekend 2026 Tokyoでも、当日結成された国際チームで「VoiceOS賞」を受賞しました。国内のAIハッカソンで2大会連続受賞したことは、短時間での仕様策定、役割分担、技術選定、実装、ピッチまでを一貫して遂行できる実装力の証とされています。さらに、2026年4月にはアジア最大級のカンファレンス「TakeOff Tokyo 2026」でのピッチコンテスト登壇と出展ブース設置も行われました。

株式会社Leachの2大会連続受賞実績

株式会社Leachの事業概要

株式会社Leachは「生成AIを、まるごと届ける。」をミッションに掲げ、業種別AIシステム、受託開発、生成AI顧問の3事業をオールインワンで提供する生成AI専業スタートアップです。累計支援社数は個人を含め40社以上で、大企業からスタートアップまで幅広い業種・規模を支援しています。

株式会社Leachの事業概要

提供するサービスは以下の通りです。

すぐ使えるAIツール(自社プロダクト)

  • 突合.com: 請求書×納品書の突合AI。数百ページ×数百ページのPDF突合を、AIの1次チェックと人間の2次チェックに置き換え、従来の「2時間×2人」を「30分×1人」に短縮します。

  • Saturn: 受注→請求の転記AI。CORECの受注データからfreeeの請求書を全自動作成し、表記ゆれもAIが吸収します。「1日8時間の転記」を「10分」に短縮します(月額3万円〜)。

業界特化AIシステム(β)

  • FactoryOS: 少量多品種製造業向けAIシステム

  • FestOS: 食のイベント・フェス運営向けAIシステム

  • BuildOS: 資材リース業向けAIシステム

  • RecruitOS: 転職エージェント向けAI選考管理システム

  • LogiOS: 中小運送会社向けオールインワンAIシステム

  • WasteOS: 産廃業者向けAI業務管理システム

  • LeachOS: 社長・営業・マーケ向けAI業務OS

生成AI顧問サービス

  • 生成AI顧問サービス: 月額5万円〜、Slack即時対応。外部ベンダーの高すぎる見積もりや不要な機能を見抜き、過去には170万円の見積もりを100万円に圧縮した事例もあります。

今後の展望

株式会社Leachは、YCハッカソンをはじめとする国内外のスタートアップイベントに積極的に参加し、生成AIエージェント、マルチエージェントアーキテクチャ、業界特化型AI業務OSの領域で、日本企業の現場を変革するプロダクトを提供していく方針です。具体的には、「突合.com」や「Saturn」の機能拡張、FactoryOSやFestOSなどの業界特化AIシステムの正式リリース、生成AI顧問サービスの提供先拡大を通じて、「現場で使える生成AI」を届けていくとしています。

会社概要

会社名 株式会社Leach(Leach, Inc.)
所在地 〒108-0014 東京都港区芝5-36-4 札の辻スクエア 9F
代表者 代表取締役 冨永 拓也
設立 2024年11月13日
資本金 400万円
事業内容 生成AI顧問サービス、自社AIサービス開発・運営、業界特化型AI業務OS開発、ソフトウェア受託開発
URL https://leach.co.jp/

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