ミラクシア、マイコンEOL対応「要件定義」サービスを提供開始 最短2週間で初動対応を標準化

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サービス提供の背景

マイコンメーカーの再編から約20年が経過し、旧来品種のマイコンEOLが本格化しています。日本では年間約5,000機種規模のマイコンEOLに伴う置き換え需要が発生していると推測されています。これに伴い、設計現場では以下のような課題が顕在化しています。

  • H8、V850、SH、MCF521、TMS320などのレガシーマイコンからARM系やRX系マイコンなどへの置き換え案件が増加しています。

  • エレベータ、ビル設備、半導体製造装置、農機、FA機器など、長期稼働が前提の装置では、EOL対応に過度な工数をかけることが新製品開発に支障をきたす場合があります。

  • 設計者がすでに在籍しておらず、ドキュメントも十分に残っていないため、ソースコードと実機しか手がかりがないケースがあります。

  • 外部委託や派遣会社へ作業を委託しようとしても、要件定義書自体の準備に時間と労力がかかることがあります。

特に、プロジェクト全体のボトルネックとなることが多い「何がどこまで変わるのか」「どれくらい工数が必要か」を整理する要件定義フェーズでは、経験者不足やノウハウの属人化が課題となっています。

サービス概要

本サービスは、マイコンEOL対応に必要な要件定義書を、ソースコードを主な入力情報として作成する代行サービスです。

1. 準備は「既存のソースコード」のみ

設計書や仕様書が不十分な場合でも、ソースコード一式を預かることで解析を開始できます。C言語だけでなく、アセンブラやC言語/アセンブラ混在のコードにも対応し、フォルダ構成が整理されていない、コメントが不十分なソースコードでも対応可能です。

ソースコードのみで利用可能

2. 要件定義に必要な3種類の文書を「2週間以内」に納品

マイコン置き換えに必要となる要件定義書は、以下の3種類の文書として整理され、最短2週間で納品されます。これらの文書は、社内での詳細設計・実装の前提資料、協力会社や外部委託先へ提示する要件定義書、社内稟議や開発予算取得時の根拠資料として活用できます。

  1. マイコン置き換え開発計画書

    • 既存ソフトウェアの構成(ディレクトリ構成、モジュール構成、関数・変数一覧など)

    • マイコン依存部分(ポート、割り込み、タイマ、メモリマップ、通信インターフェース等)の洗い出し

    • 変更対象範囲と作業項目の整理、概算工数およびスケジュールの目安

    • マイコン置き換え資源割当設計書

    • 現行マイコンで利用しているハードウェア資源(ポート数、タイマ/ADC/クロック条件、メモリ容量など)の整理

    • 新マイコン側への資源割り当て案(レジスタ対応表、設定値、周辺I/Oの割り付け方針等)

    • マイコン推奨品種提案書

    • 既存ソースコードやマイコン端子の利用状況をもとにした代替マイコン候補のリストアップ

    • 主要メーカーの複数品種を比較(機能、リソース、パッケージなど)

    • 将来的な拡張性や余裕度も考慮した候補提示

高品質な「要件定義」ドキュメントを納品

利用手順

本サービスは、マイコンEOL発生時の初動フローに沿って、以下のステップで利用できます。

マイコンEOL対応「要件定義」サービス ご利用の流れ

簡易見積りサービスのご案内

導入検討を促進するため、ミラクシアのウェブサイト上から利用できる「簡易見積りサービス」が提供されています。ソースコードそのものを提出することなく、コードサイズ(行数・容量)、ファイル数、想定マイコンなどの基本情報を入力するだけで、概算見積書をメールで受け取ることができます。

簡易見積りサービスは、ミラクシア エッジテクノロジー株式会社の公式ウェブサイトから随時申し込めます。

詳細はこちら: https://www.miraxia.com/business/micon-eol/?utm_source=news&utm_medium=pr&utm_id=eol20260128

導入効果

本サービスの導入により、以下の効果が期待されます。

  • 初動対応の標準化と高速化: 従来数カ月を要していた要件定義・計画工程を、最短2週間で可視化します。

  • 限られた人員でも迅速に対応: 要件定義やドキュメント整備にかかる社内工数を削減し、高付加価値業務や新製品開発にエンジニアを割り当てることが可能になります。

  • 開発リードタイムの短縮: 影響範囲や代替マイコン候補が早期に明らかになることで、設計・移行工程を前倒ししやすくなります。

「要件定義」サービス利用による業務フローの変化

価格とサービス開始日

  • 価格: 80万円(税別)~

    • ※ソースコード量や構成、解析範囲などにより変動します。
  • サービス開始日: 2026年1月28日(水)

ミラクシアホームページ「マイコンEOL対応『要件定義』サービスページ」にて受付しています。
https://www.miraxia.com/business/micon-eol/?utm_source=news&utm_medium=pr&utm_id=eol20260128

受賞歴

マイコンEOL対応「要件定義」サービスは、EdgeTech+ AWARD 2025(主催:組込みシステム技術協会)においてAI設計支援 優秀賞を受賞しました。

EdgeTech+AWARD2025ページ: https://www.jasa.or.jp/expo/event/award.html

ミラクシア エッジテクノロジー株式会社について

ミラクシア エッジテクノロジー株式会社は、1997年に「松下システムテクノ株式会社」として創業しました。半導体ハードウェア開発とソフトウェア開発で培った知見を「デバイスシステムインテグレーション(DSI)」スキルとして体系化し、現在は車載および産業機器分野を中心に、組み込みソフトウェア/システムの受託開発事業を展開しています。2020年にはWinbondグループ傘下に入り現社名へ変更。「誰もが組み込み開発ができる世界の実現」を目標に、組み込み開発現場の生産性向上と品質向上に貢献しています。

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