KongとScalarがパートナーシップ契約を締結 – AI時代のDX推進とコネクティビティを強化

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背景

近年、企業のデジタル変革においてAPIは、データ連携、アプリケーション統合、AIシステムのコネクティビティを支える中核的な基盤技術として位置付けられています。Kongは、APIマネジメントとAIコネクティビティの包括的なプラットフォームを提供し、企業がAPIファーストな開発文化を実現できるよう支援しています。

一方、Scalarは「データマネジメントの未来を創る」というビジョンのもと、Universal HTAP エンジン「ScalarDB」やデータ改ざん検知ソフトウェア「ScalarDL」といった技術を開発しています。これらの技術は、データの整合性や真正性といった信頼性を支える高度な基盤を提供し、データ駆動型社会におけるシステムの根幹を担っています。

AIエージェントや自動化システムの普及に伴い、それらを支えるデータパイプラインやAPI接続の信頼性は、成果を左右する重要な要素となっています。API/MCP(モデル・コンテキスト・プロトコル)とデータ基盤技術の融合は、AI時代のDX推進において決定的な価値を持つと考えられます。

パートナーシップによる提供価値

今回のパートナーシップにより、KongとScalarは、APIとデータを中核とした技術基盤の整備から、AI活用を見据えた接続基盤の構築、さらにはそれらを支える内製開発人材の育成まで、企業のDXを多角的に支援します。具体的な提供価値は以下の通りです。

  • APIとデータの統合基盤によるDX推進: KongのAPIマネジメントとScalarの分散データプラットフォームを組み合わせることで、企業は安全かつスケーラブルなAPI基盤と信頼性の高いデータ管理基盤を同時に構築できます。

  • AI時代のコネクティビティの実現: AIエージェントの運用には、複数のサービスやデータソースをリアルタイムに結びつけるAPIや接続技術が不可欠です。両社は、AI時代のコネクティビティ基盤として、API連携とデータ信頼性を包括的にサポートします。

  • 内製開発人材の育成支援: Scalarは本契約に合わせて、内製開発人材育成サービスの提供を開始します。このサービスは、開発者がKongの技術とプラットフォームを学習し、企業内でKongを主体的に活用できる技術者の育成を支援することで、API戦略の内製化と継続的な技術力強化を実現します。

株式会社Scalarの新サービス「AI駆動開発による内製化支援サービス」

Scalarの新サービスは、AIを活用して企業がマイクロサービスによるAPI基盤を自ら設計・運用できる体制を構築することを目的とした、内製開発人材支援サービスです。Scalarが培ってきた分散システムおよびデータ基盤に関する知見に基づき、ScalarDBによるトランザクション管理、KongのAPIマネージメントプラットフォーム、GitLabによるコード管理を組み合わせ、AI駆動開発によるAPIの設計・開発フレームワークを実践的に学習するプログラムを提供します。

開発者は、自身の企業が持つ既存システムを題材に、AIエージェントを用いて解析を行い、課題を抽出します。その後、マイクロサービス化とAPI化に向けたロードマップを策定し、題材となる機能をAI駆動開発で構築します。さらに、Kongを用いたAPI設計、セキュリティ、ガバナンス、運用のベストプラクティスを体系的に学習します。このハンズオン学習を通じて、即戦力となるAI駆動開発スキルを習得し、外部ベンダーに依存しない自社でのAPI戦略推進体制の確立が支援されます。本サービスは現在試験的な提供を開始しており、すでに第一号顧客が参画し、人材育成が進行中です。

今後の展望

KongとScalarは、今回のパートナーシップを通じて、日本企業のDX推進を強力に後押ししていく方針です。両社は、API導入支援、運用支援、データ統合、AI活用に関する包括的な支援体制を構築し、企業が競争力を高めるための技術基盤を提供します。

将来的には、APIとデータ信頼性を両立する新たなユースケースの創出や、企業ごとの最適な接続戦略に基づくソリューション開発を共同で推進していく見込みです。

株式会社Scalar 代表取締役CEO 深津 航氏は、「Kong社との協業を通じて、APIとデータプラットフォームが連携した次世代のDX基盤を提供できることを大変嬉しく思います。Scalarが有する分散データ基盤技術とAIを用いたAPI開発のノウハウ、およびKongのAPIコネクティビティ基盤を組み合わせることで、企業は信頼性と柔軟性を兼ね備えたシステムを手にすることができます。本パートナーシップを基に、企業のAI活用とデジタル戦略実現を共に支援してまいります。」と述べています。

Kong株式会社 代表取締役社長 有泉 大樹氏は、「Scalar様とのパートナーシップは、Kongが掲げるAPIファーストのビジョンをさらなる高みに引き上げます。特にAI時代において、APIや接続基盤の重要性は一段と増します。Scalar様の先進的なデータプラットフォームと組み合わせることで、お客様にとって価値ある提案が可能になると確信しています。今後も共に、日本市場におけるAPIとデータ基盤の強化を推進してまいります。」とコメントしています。

株式会社Scalarについて

株式会社Scalarは、東京、札幌、サンフランシスコに拠点を持ち、2017年に設立された日本発のグローバルスタートアップです。「データマネジメントの未来を創る」をビジョンに掲げ、異種複数のデータベースをまたがるトランザクションを管理し、分散したデータベース間の整合性の課題を解決する汎用的なトランザクションマネージャ・HTAPエンジン「ScalarDB」と、データの完全性と真正性の課題を解決するデータ改ざん検知ソフトウェア「ScalarDL」の開発・販売を行っています。

詳細情報: https://www.scalar-labs.com/ja

Kongについて

APIマネジメントプラットフォームのリーディング企業であるKongは、グローバルにおけるAPIマネジメントの分野で高い評価を得ています。世界中の企業が「APIファースト」企業になることを使命とし、世界で最も採用されているAPIゲートウェイ上に構築された統合クラウドAPIプラットフォームを提供しています。このプラットフォームは、APIの構築・運用・管理のライフサイクル全体を一気通貫で提供することで開発者の生産性を高めると同時に、高速かつセキュアで拡張性のある製品とサービスにより、ビジネスのデジタル体験を向上させ、イノベーションを加速します。

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