気仙沼の「学び」と「挑戦」を国際標準のデジタル証明で承認
宮城県気仙沼市では、東日本大震災後の復興と未来に向けた多様な取り組みが活発に行われています。この地域の「学び」と「挑戦」を国際技術標準のデジタル証明であるオープンバッジで承認し、応援するため、気仙沼まち大学運営協議会は株式会社インフォザインが提供する「オープンバッジファクトリー」を導入しました。

この取り組みは、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期」の研究開発の一環としても実施されます。デジタル技術を用いて地域の活動を可視化し、その成果を社会的に評価する新たな試みです。
「気仙沼まち大学祭’26」でオープンバッジを発行
2026年2月に開催される「気仙沼まち大学祭’26」では、オープンバッジが以下の対象者に発行されます。
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「チャレンジャーズピッチ」登壇者
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まちづくり活動の報告者
発行されるバッジは、登壇実績やプロジェクト実行の証明となり、受け取った人々はSNSやメール署名、デジタル履歴書などで公開・活用することができます。

気仙沼まち大学構想とは
「気仙沼まち大学構想」は、2011年の東日本大震災以降の復興と未来に向けた市民の多様なチャレンジを体系的にまとめ、対話・協働・共創によるまちづくりを推進するために2016年に立ち上がりました。市民一人ひとりが挑戦しやすく、互いに応援し合える環境づくりと実践支援を行っています。
「気仙沼まち大学祭’26」開催概要
この祭典は、気仙沼まち大学構想から生まれた市民主体のチャレンジが集結し、10年間の歩みを体感できる機会です。
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開催日:
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DAY1:2026年2月8日(日)9:30-16:30
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DAY2:2026年2月23日(月・祝)9:30-13:00
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会場: 気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ(PIER7)
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参加費: 無料(申し込み不要)
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主催: 気仙沼市、気仙沼まち大学運営協議会
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関連リンク: https://machidai-kesennuma.jp/posts/machidai-gakusai26


戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一環としての意義
本取り組みは、内閣府SIP第3期「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」における研究題目「生涯学び続ける社会における多指標・多観点・多視点による評価・認証システムの開発」(共同研究代表者:東北学院大学・稲垣忠)の一環として実施されます。
京都大学の緒方広明教授を中心とする研究チーム、株式会社内田洋行、そして株式会社インフォザインの協力体制により、2027年度まで継続的な発行と効果測定が行われ、日本全国の地域コミュニティに応用可能な「学びの評価モデル」の構築を目指しています。
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SIPポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築のページ:
https://www.jst.go.jp/sip/index.html -
プロジェクト概要ページ:
https://eds.let.media.kyoto-u.ac.jp/sip3/project/inagaki/ -
稲垣研究室のWEBサイト:
https://www.ina-lab.net/
導入ソリューション「オープンバッジファクトリー」について

オープンバッジファクトリーは、デジタル証明としての国際的な技術標準規格であるオープンバッジ 2.0に準拠したオープンバッジを作成・発行・管理するためのプラットフォームです。公的な資格試験の合格証から、講座の修了証、イベント参加証、スキル証明、さらにはゲーミフィケーション要素を取り入れたバッジ集めまで、幅広い用途に対応します。
このプラットフォームを導入することで、既存の学習活動にオープンバッジを適用し、マイクロクレデンシャルの導入や学習成果のゲーミフィケーション化が可能になります。これにより、学習成果をより明確かつ魅力的に示すことが期待されます。
オープンバッジファクトリーの詳細については、以下のリンクを参照してください。
https://www.infosign.co.jp/obf
株式会社インフォザインについて

株式会社インフォザインは2001年に設立され、2023年12月にはオープンバッジファクトリー社と日本における独占販売契約を締結しました。オープンソースのCBTプラットフォーム「TAO」のSaaS版「TAOクラウドJP」も提供しており、オープンソースとオープンスタンダードの可能性を信じ、これらを活用した教育の未来創造に取り組んでいます。


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